- シリコンカーバイト(SiC)を1100℃以上に加熱することによってSiCを還元し、基板最表面にグラフェンをエピタキシャル成長させます。通常だと全体に何層ものグラフェンが生成されてしまいますが、最適化したSiC基板を最表面を瞬間的に加熱することにより、基板全体に単結晶・単層グラフェンが形成できます。
エピタキシャルグラフェン形成方法

- 低コスト:不活性ガス雰囲気中での高温熱処理で形成
- 高品質:単層・単結晶グラフェン
- 量産技術:原理的にウエハスケールのグラフェンを形成
委託量産テストについて
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お手持ちのSiC基板を用いて、エピタキシャルグラフェンをおつくり致します。なお、求めるエピタキシャルグラフェンの品質やSiC基板によって成膜条件が異なるため条件出し(有償)が必要となります。成膜結果はラマン分光とAFMによる表面観察を行います。
- 基板サイズ:10×10mm
- 基板厚さ:0.35mm前後
- その他仕様:応相談
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条件が確定したら、その条件を用いて量産を行うことも可能です。量産ご希望の場合は別途ご相談を承ります。
品質
